
雪がちらつく中、十日町市の清津峡を訪れました。夏に一度来たことはありましたが、冬は今回が初めて。白く冷えた空気の中、雪化粧をした清津峡は、まったく別の表情を見せてくれました。

「清津峡」は黒部峡谷(富山県)、大杉谷(三重県)と並ぶ日本三大峡谷のひとつで、1949年に上信越高原国立公園の一部として指定されています。雄大な柱状節理の岩肌と清流がつくる景観は圧巻で、その風景を安全に楽しめるようにと1996年に清津峡渓谷トンネルが開坑されたそうです。

2025年11月21日(金)からはオフシーズン料金となり、入坑料は大人1,000円(小人400円)でした。トンネル入口の電子券売機で入坑チケットを購入します。入口からトンネル最奥の「パノラマステーション」までは徒歩で約15分。道中にはアート作品や清津峡の歴史に関する資料が展示されていて、歩きながら学びと発見があるのも魅力です。


トンネル内は黄色・赤色・緑色などの光で彩られ、見晴所やパノラマステーションまで続いています。薄暗い空間に色の光が浮かび上がり、どこか不気味でミステリアスな雰囲気。ですがそれが逆に写真映えして、歩いているだけでも楽しい空間でした。

こちらは第三見晴所。トンネルの壁に円形の鏡が設置されており、外の光を反射しながら赤いライトと合わさって幻想的な一枚が撮れます。自然と人工の光が混ざり合う、不思議な世界観でした。

そして最奥にあるメインスポット、パノラマステーション。床一面に水が張られ、床が水盤鏡となっています。この水盤鏡が清津峡の渓谷を反転して映し出し、なんとも幻想的な空間です。ここがメインのフォトスポットで、水鏡の中に入って写真を撮ることもできます。

ただし外周は浅いですが中央は深くなっているので要注意です。訪れたときはそれほど混雑しておらず写真を撮ることができました。タイミングによってはグループごとに順番で撮影する場合もあるようなので、譲り合いながら楽しみたい場所です。
十日町市は「大地の芸術祭」でも有名で、町のあちこちにアート作品が点在しています。今回は清津峡だけの訪問でしたが、次は他のアートも巡りながら、また清津峡にも訪れたいと思います。